Thursday 29 April 2021

英サン紙:議会で吃るバイデン氏を報道

Biden muddles his words & Sen Cruz falls ASLEEP in first Congress speech

米国のバイデン大統領が、議会での最初の演説中にかなりの誤りをかましたそうですが、最悪だったのは、"escalation" という単語を吃りまくり、再起するまでしばらくの時間がかかったそうです。

"With regard to Russia, I made very clear to Putin that we're not going to seek escalation, excuse me"

その一方で、テキサス州のテッド・クルーズ上院議員は、バイデン氏が移民改革の計画について話している時に、必死に睡魔と格闘していたそうな。

今、メキシコとの国境ではエライことになっているのは、他でもないバイデン氏のせいですが、本当に改革する気はあるのでしょうか。バイデン氏の背後にいるのがペロシ議長とハリス副大統領というのが、全てを物語っている様な気がします。😓

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Kellet House, Saint Pancras

Regent's Canal

本日のロンドンは、午前中はそこそこ晴れていましたが、まだ結構、気温が低い。陽射しは結構強いんですけどね。徐々に人も外に出てくる様になり、今週末のバンク・ホリデーはかなりの人出になる様な予感。




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Wednesday 28 April 2021

コロナ・ワクチン一回が伝染を半分に減らす

 PHE (Public Health England) の研究で、新型コロナウィルスのワクチンを一回接種することで、伝染を半分に減らすと発表しました。

調査は、アストラゼネカ、又はファイザーのどちらかのワクチンを接種した人達の経過を見たもので、少なくとも三週間以内に感染した人達は、ワクチン接種を受けていない人と比較して、同じ世帯に住む人達に新型コロナウィルスを感染させる可能性が38%〜49%低くなったそうです。

予防接種後約二週間からワクチンによる保護の効果が現れ、年齢により違いは見られませんでしたが、研究対象者のほとんどは60歳未満でした。

引退した伝染病管理のコンサルタントのDr. ピーター・イングリッシュは、研究の著者は感染に対するワクチンの効果を過小評価しているかもしれないと述べています。これらの発見は非常に重要で、ワクチンが集団免疫を高める事を期待する彼らに、又理由が追加されるとのことです。

予防接種が人々の感染を防ぐ証拠は既に増えていて、彼らが感染していなければ、感染を伝播することができません。この研究は、予防接種を受けた人が感染しても、他の人に伝播する可能性がかなり低い事を示しています。これは非常に有望な調査結果だそうです。

COVID-19 peaks examined across the UK

別の調査によると、アストラゼネカ、又はファイザーのワクチンを接種した後、4人に1人は、マイルドで短期間の副作用が出たそうです。最も一般的な副作用は、頭痛、倦怠感、圧痛で、ワクチン接種後24時間でピークに達し、通常は1〜2日続くそうです。

以前に新型コロナウィルスに感染した事がある人は、既知の感染症のない人よりも、ファイザー・ワクチンの接種後に全身に影響を与える副作用を起こす可能性が3倍高かったそうです。アストラゼネカのワクチンでは、2倍ほどだったそうです。

UK secures 60 million more Pfizer coronavirus vaccine doses

イギリスがファイザー・ワクチンの6000万回分を確保したそうです。また、独り占めしてるとか、やっかまれる⁈ 🤭

ワクチンは効果はある様ですが、どれだけ持続するかが問題ですね。切れる頃に、また接種するのかな。🤔



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Tuesday 27 April 2021

フィリップ殿下の葬儀に礼拝堂の偽の柱の中に隠れていた写真家

 エジンバラ公の死後、先週の金曜日に公式の王室追悼期間も終了しましたが、葬儀の時に、偽の柱の中にカメラマンが隠れていてた事が報道されました。

これは、生前、フィリップ殿下が計画していたことで、44年間、英王室の写真を撮り続け、友人でもあったアーサー・エドワード氏(80) が、偽の柱の中に隠れ、郵便受けの様な細長い隙間から覗いて写真を撮っていたそうです。

これなんか、彼の手が出てしまっていますね。😓

ロイヤル・ファミリーの哀しみにくれる表情を間近で見ていたわけですが、チャールズ皇太子は今にも泣きそうに見えたとか、チャペルに入る時、ウィリアム王子とハリー王子はお互いに一度も目を合わせなかったとコメントしています。

隠れてはいても、秘密だったわけではないと思います。新型コロナウィルスのための制限がなければ、もっと他にも計画してあったかもしれませんね。😎



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Monday 26 April 2021

中国が大量失業を隠蔽

 シティのエコノミストは、国家資本主義の北京の非効率性が高まり始めているため、中国の経済は隠れた失業問題に直面していると語りました。

Fathom Consulting のエコノミストによると、中国の失業または不完全雇用労働者の数は、2013年の約5%から17%に急増しています。

その計算は、多くのエコノミストによって算出されている北京の公式の失業率をはるかに上回っています。これは、中国の経済に重きを置いている失業者や非生産的な労働者が多い事を示唆しています。

Fathom のエコノミスト、ジョアンナ・デイヴィス氏は、これは中国経済の非効率性を反映していると述べました。あまりにも長い間、彼らは古いモデルの成長戦術を追求してきました。これには、輸出主導の成長だけでなく、大量の信用刺激も含まれます。中国には、実質的な隠れた不完全雇用問題があります。

彼女は、特に中国の国営企業で多くの労働者が雇用されているかもしれないが、彼らの仕事は経済的利益をほとんど又は全く提供していないと述べました。

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Brunswick Square, Bloomsbury, Camden, London (撮影日:16th April 2021)

今日のロンドンは晴れで穏やかな月曜日でしたが、サセックスのクロウリー ・カレッジ (Crawley College) で発砲騒ぎがあったらしく、18歳の男が逮捕されたようです。学校内には生徒さんもいて、教師二人が負傷したようですが、死者はいない模様です。対テロ武装警官隊も出動したそうですが、詳しいことはまだ不明です。



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Sunday 25 April 2021

英サン紙:バイデン氏のヴァーチャル・マスク

アメリカのバイデン大統領が、ロシアのプーチン大統領を始め、世界各国のリーダー達とのオンラインでのヴァーチャル気候変動サミットにて、ヴァーチャルなマスクを披露しました。

最初の方で数秒ですが、よく見ると違和感あります。マスクをしていたのはバイデン氏だけだと報道されていますが、オンラインなので元々、マスクも必要ない所へ、なぜわざわざこんな下手な小細工をしたのか甚だ疑問です。🤔

ハリウッドはバイデンさんの味方のはずだから、もっとマシな人をハリウッドから借りてくればいいのに。もしかして、この手の作業は既に費用の安い海外に移行してしまって、米国内には出来る人いないのかな?

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今日のロンドンは午後からは晴れましたが、午前中は曇りがちで気温も低く、外を歩く人達の中には、マフラーをグルグルに巻いている人が何人もいました。

ロンドンは花盛りで、満開のハナカイドウ(上)とセイヨウミザクラ(下)です。



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Saturday 24 April 2021

英国、対中援助を95%削減

 英国のラーブ外相は、中国への対外援助を95%削減すると発表しました。(っていうか、中国はこれまで散々、世界中に金 [と女] をばら撒いているのに、まだ援助してもらっているんかいっ⁈ 🤬)

Foreign Secretary Dominic Raab

これで中国への援助額は100万ポンドを割り、年間90万ポンドほどになるそうですが、これらは民主化運動に関連するプログラムに行くそうです。(ちゃんと届くといいですよね。向こうでは銀行とか全部抑えられてるし、脅迫とかされて全部持っていかれるかもしれませんよ。誰にって、決まってるじゃないですか⁈ 🤔)

英国が中国によるウイグル新疆自治区での弾圧を非難した腹いせに、中共は英国の国会議員5人に制裁を加えましたが、今回はそれに対する英国の回答とも見受けられます。

制裁を受けた一人の Iain Duncan Smith は、これはほんの始まりにしかすぎないが、なぜ世界で2番目の経済大国に援助金を送らねばならないのか疑問に思う必要があると述べています。(その通り‼️)これは歓迎されるべき事だが、英国内には独裁的で厄介で率直に言って恐ろしい政権を支持するような停止しなければならない取引が十分ある、そうです。

The TaxPayers' Alliance のメディア・キャンペーン・マネージャーの Danielle Boxall は、中国への対外援助の大幅な削減は、長い間延期されていました。中国人が米を生産するのを助けるような以前のプロジェクトは、納税者のお金を無駄にしました。これは、ケバケバしい海外援助予算の適切かつ恒久的な削減への足がかりとなるはずです。

国際開発委員会委員長の Sarah Champion MP は中国が未だに援助金を受け取っている事は驚きだと言っていますが、発展途上国への大幅な援助金の削減には消極的なようです。(だから、中国は世界第2位の経済大国なんだってば。中国共産党員が殆どの富を独占していて、一国の国家予算に相当するような額の資産を海外に保有している連中もいるってさ。😱)

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昔のファイルをどこにしまっておいたかと、しばらく探していましたが見つかりました。昔の写真を見返していたら、季節柄、丁度いいのがありました。これは2004年の Bushy Park (Hampton Court Park の隣り) です。The Woodland Gardens といって、真ん中辺りで板の塀で囲われている所です。囲っていないと、鹿に食べられるならかな⁈ 😓

青、ピンク、白のブルーベルが咲き乱れておりますが、恐らく、まだ生えていると思います。ブルーベルも咲き始めたので、これからが見頃だと思います。🙂



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Friday 23 April 2021

イギリスはパンデミックを抜け出せたか⁈

 一時はヨーロッパ一の死者数にまでなったイギリスですが、ロックダウンとワクチンの接種で、現在の感染者数は昨年の9月くらいになっています。しかし、インドで確認された変異種が、現在のインドでの感染者数の爆発的な増加の原因とされ、今日の午前4時 (BST) からインドもレッド・リストに入りました。

二重変異とされるインドの変異種 (B.1.617.1) ですが、イギリス国内での感染が3件確認されました。問題は、このインドの変異種にはワクチンは効くのかという事ですが、ワクチンの防御をすり抜けはしても、それなりに重症化や死亡するリスクを減らす事は出来るだろうとの事です。

そうこうしている内に、インドでは三重の変異種も確認されており、現地の専門家が調査中だそうです。

来月には、インターナショナル・トラベル解禁予定のイギリスですが、ウェールズ首相の Mark Drakeford は、インドの変異種などを踏まえ、延期した方が良いのではないかと発言しています。このままでは、夏に第三波が来ると危惧していますが、他の国からも同じような発言が出て来ています。天気も良いので、気が緩みすぎるか⁈ それとも、そこそこの感染率でワクチンで重症化を防いで経済を回す事が出来るのか⁈

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セイヨウミザクラが満開でした


白黒猫さんにカメラ目線いただきました


The Brunswick Centre

The Brunswick Centre は、C国のハニーがウジャウジャうろついていた所です。もちろん不法就労者です。ビジターで入って来て、やり放題なわけです。普段は不法就労者には目くじら立てるイギリス人も、ハニーはウェルカム。ハニトラに引っかかった連中も、ここに来るようですよ。🤫

最近、良い天気が続いているロンドンですが、今日も良い天気でした。朝方はまだかなり冷えますが、日中はかなり暖かくなりました。気温が上がると洗濯物の乾きも速いし、手洗いで荒れた手も、かなり緩和されます。



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Tuesday 20 April 2021

英政府、コロナ用の飲み薬を計画

  本日、英政府のテレビ会見にてジョンソン首相は、早くて秋頃に新型コロナウィルス感染症 (Covid-19) のための自宅で服用できる錠剤、またはカプセルの薬の計画を発表しました。

新型コロナウィルスに感染し、自宅で待機中に重症化を防ぐ、もしくは回復を即す目的だそうです。感染を防ぐものではないようです。

抗ウィルス薬は、特にウィルス感染症の治療に使用される薬の一種で、ウィルスを殺すかウィルスの増殖を防ぐことによって作用するそうです。

将来的に、感染の増加に対する重要な防御を提供し、より多くの命を救う可能性があると語っております。

DHSC (The Department for Health and Social Care) は、年内に少なくとも2種類の効果的な治療法を見つける事が目的で、感染者または濃厚接触者は自宅で服用できる事になると申しております。

保健相のマット・ハンコック氏は、イギリスは世界で100万人以上を救ったデキサメタゾンとトシリズマブを特定し、Covid-19 の効果的な治療法を見つける事に先行しているとし、ライフサイエンスの超大国としての英国の地位を高める事に尽力していると語っており、この新しいタスクフォースは Covid-19 を打ち負かし、より良い状態に戻す事に役立つはずだそうです。

政府の専門家主任顧問の Patrick Ballance は、この薬は重要なツールになるだろうと言っていて、ワクチンで保護されていない、またはワクチンを接種する資格がない人達を保護する事に役に立つだろうとの事です。そして、懸念の変異種に直面した場合の更なる防御になるだろうとも語っています。

かなり明るい見通しで語られていますが、このタスクフォースの人員はこれから探し始めるのだそうです。これまでの実績から自信を持っているようですので、何か良いものが見つかることを期待したいと思います。😉



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Monday 19 April 2021

ワクチン接種後に変異型に感染する英国人

 新型コロナウィルスのワクチンの接種が着々と進んでいるイギリスですが、最初のワクチンを摂取して後も、変異型に感染する人が出て来ているそうです。

ワクチン接種後、南アフリカとケントの変異種の感染が確認されているそうですが、これは元より予想されていた事で、ワクチンでも100%の防御は無理なので、例えワクチンを接種しても用心するようにと要請しているのだそうです。

南ロンドンでは南アフリカの変異種がかなり確認されており、Lambeth, Wandsworth と Southwark では検査施設が追加され、ケントの変異種 (B117) は感染力がかなり高い事が分かっています。

他方、専門家達はインドで確認された変異種も懸念していますが、まだ十分なデータがないのではっきりとした事は言えないが、調査が続行中だそうです。

現在、イギリスでは7種類の変異種が調査中だそうです。

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Barbican Estate

関山 - 五分咲きという所でしょうか…

本日 (4月18日) は、大変よい天気でした。気温も上がってきて、日光に当っていると熱くなります。桜の関山も咲き始め、春も終盤に差しかかろうとしています。この関山は、濃いピンクで八重でボリュームがあって、いかにも欧米人が好みそうですよね。



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Saturday 17 April 2021

キャサリン妃のネックレス

 本日はフィリップ殿下の葬儀がウィンザーで行われましたが、葬儀に出席したキャサリン妃が身につけていた真珠のネックレスには、かなりの意味が込められていたようです。

この真珠のネックレスは日本政府から贈られた物で、エリザベス女王の個人的なコレクションの一つだそうで、キャサリン妃は2017年のエリザベス女王とフィリップ殿下の70年目の結婚記念のディナー・パーティーにも着用したそうです。

真珠が好きだった故ダイアナ妃にも、1982年に貸し出されたことがあるそうです。オランダのベアトリクス女王とクラウス殿下が英国訪問中に、ハンプトン・コート宮殿にて催された晩餐会に出席した時に着用されたそうです。

エリザベス女王は日本政府からの贈り物である最高級の養殖真珠で、チョーカーを作るように依頼し、4本の真珠と中央に湾曲したダイアモンドクラスプがあしらわれています。

エリザベス女王はこのネックレスを、1980年代、1990年代に着用し、1995年のサッチャー元首相の70歳の誕生パーティーにも着用したそうです。

キャサリン妃は、Roland Mouret の£1,605 (イギリスのメデイアはいちいち金額まで報道してくれます 😓) の黒のドレスを着用していましたが、このドレスは2018年の英霊祭の時にもお目見えしました。そして、黒のフェイスマスクと、Philip Treacy のベルベットの帽子を着用していました。

キャサリン妃は女王のコレクションから真珠のイヤリングも組み合わせていて、これはバーレーンの当時の総当主からエリザベス女王とフィリップ殿下に、1947年の結婚の時に寄贈された真珠で作られているそうです。

というわけで、色々と意味合いのあるコーディネートで葬儀に参加なされたようです。

今日は天気も良く、新型コロナウィルスのため、人数に制限があったものの、滞りなく葬儀は行われたようです… とは行かず、ウィンザーの葬儀が行われている外で、トップレスの女性が "Save the planet!" と叫びながら走り回り、最終的に逮捕されたそうです。

Topless protester runs near Prince Philip's funeral

静粛な葬儀が行われているというのに、何が彼女を駆り立てたのか?要は、春ですね〜、という事ですかね⁈ 🤔



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Friday 16 April 2021

今度はインドの変異種だ‼︎

 今週の月曜日にロックダウンも部分的に解除され、街に活気が戻り始めていた矢先に、今度はインドの新型コロナウィルスの変異種が頭角を現してきました。

このインドの変異種は Double Mutant (二重変異) だそうで、文字通り変異が2つ起こっているそうです。イギリスで、このインド変異種 (B.1.617) が最初に確認されたのは2月だそうですが、Public Health England が73件の感染を報告し、スコットランドでも4件の確認があったそうです。

これらの感染はイングランドの各地で確認されており、そのほとんどが海外渡航に関連しているようです。インドからのフライトは1日に50以上もあるというのに、イギリスの若者に影響を与える厄介なインドの変異種が既に77件も確認されている事に、専門家は落胆を隠しきれないようです。

このインドの変異種の厄介な所は、抗体から回避するだけでなく、T -セルも回避するのだそうです。そこへ、どんどんロックダウン解除や海外への渡航や入国が暖和されれば、拡大が進むだろうとのことです。

2月に既にイギリスで確認されているのに、今になって騒がれているのは、インドでの新型コロナウィルスの感染が24時間で217,353件も確認されたからだそうで、専門家が急激な感染の上昇と、このインドの変異種を結びつけているからだそうです。インドはアメリカに次いで、1430万件の感染者数で深刻な状況です。

そんな中、ジョンソン首相は4月の下旬にインドを訪問する予定となっており、専門家に言わせると、“クレイジー”な所業だそうです。それなりの人数が同行するだけに、それでインドから持って来るのかな⁈ 😅

それにしても、インド変異種と言っても、インドの方達は差別だと騒ぎませんが、大元の新型コロナウィルスの発生地がわめき散らしてる⁈ 🤔

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Neal's Yard, Covent Garden

Seven Dials, Covent Garden

今日も天気は良いけど、寒っ、なロンドンでした。ホントに4月半ばですか〜⁈ 🤧



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Thursday 15 April 2021

科学がジョンソン首相は間違いだと証明

 先日、新型コロナウィルスでの重症化や死亡者数が減ったのはワクチンではなく、ロックダウンによるものだと発言したジョンソン首相ですが、その次の日には、彼の見解は間違っている事を、科学がアッサリと証明してしまいました。

ワクチン (Pfizer) を接種した80〜83歳の新型コロナウィルス感染症で入院する人が、35〜41日以内に75%も下がったそうです。Covid-19 にかかる人も70%下落し、検査の陽性者数も10万人の内、15.3%から4.6%に下がったそうで、イングランドでの高齢者へのワクチン (Pfizer) の接種により、Covid-19 の重荷が軽減されたと結論づけています。

ワクチンは重症化と死亡者数を減らすのに成功している上に、感染者数と入院数の減少にも寄与していて、ワクチンを接種していない40%近くが入院したのに対し、ワクチンの接種者は32%となっているそうです。

確かにロックダウンも効果があったけれど、ワクチンの影響がかなりあったという事だそうです。

先週、Imperial College の調査で、全ての地域で全年代の感染率が下がったという結果が出たのは、ワクチンの集団接種が感染、重症化と死亡者数に関係していると示唆しております。

そんなに良い結果が出ているならば、ロックダウンの解除もすぐできそうですが、それを決めるのは政府とその専門家チームという事で、言及はされていません。

Justin Trudeau

このように、なかなか上手くやっているような英国に、カナダのトルドー首相はコロナの第三波を警告しています。かなりの量のワクチンを確保しているにも関わらず、接種の方が思うように捗っていないようで、マゴマゴしている内に変異種が幅をきかせてきそうな気配だそうです。イギリスは100万人あたりの7日間の平均症例数が24の所、カナダの症例数は225となっているので、他の国をとやかく言うより、自国の方をなんとかして下さいという所でしょうか。🙄



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Wednesday 14 April 2021

コロナが癌を治す⁈

 新型コロナウィルス感染症 (Covid-19) が、癌の治療に役に立つかもしれないという話は実しやかに言われていますが、その可能性を秘めた症例が英国でも確認されました。

Truno の The Royal Cornwall Hospital に入院していた61歳の患者が、昨夏に英国では毎年2,100人ほどが診断される珍しい血液の癌、ホジキンリンパ腫 (Hogkin's Lymphoma) と診断されましたが、Covid-19 が腫瘍を消滅させる、“抗腫瘍免疫反応”を引き起こした可能性があるそうです。

この病気は白血球が増殖し、リンパ筋で拡大するもので、通常、化学療法が用いられ、90%の患者が5年後も生存しているそうです。

この患者は、癌の診断を受けてから治療を開始する前に、新型コロナウィルス感染症が重症化して入院したそうです。Covid-19 から回復した後、スキャンを受けた所、癌がほとんどなくなっていたそうです。ホジキンリンパ腫が突然消滅するのはあり得る事だが、大変珍しいとの事です。

The Royal Cornwall Hospital の 医師達は、Covid-19 が抗腫瘍免疫反応を引き起こしたと考えているそうです。Covid-19 と戦うT -セルが、ガン細胞も攻撃して、癌の消滅に繋がった可能性があると信じているそうです。

しかし、他の臨床医は偶然の可能性もあるので、まだ結論を出すのは早すぎると警告しています。

癌の治療を受けている人は、医師のアドバイスに従うと同時に、新型コロナウィルスに感染しないように予防に務めた上、ワクチンを接種することを勧めるそうです。

イタリアの医学雑誌 "Acta Biomedia" は、昨年、イタリアの Cremona Hospital での同じような症例を掲載しているそうです。



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