Saturday 15 May 2021

イングランドでのコロナ感染拡大地域ワースト10

 インドで猛威を振るっているインドの変異種 (B1.617.1) ですが、イングランドで感染率が最も高い地域で、インドの変異種が検出されたそうです。

イングランドの315の地域の内、158 (59%) で上昇が見られ、119 (38%) で低下していて、11は変化がありません。下記は、イングランドで10万人あたりの新型コロナウィルスの症例数が最も多い10地域です。

Bolton, 228.5

Erewash, 163.0

Blackburn with Darwen, 111.6

Bedford, 105.0

Selby, 69.5

Kirklees, 63.0

Melton, 58.6

Sefton, 56.8

Hounslow, 54.1

Wellingborough, 52.7

 確認されたインドの変異種の1,313件のほとんどはイングランドで、スコットランドでは35件、ウェールズでは11件、北アイルランドでは12件となっています。

イングランドの場合、ほとんどのケースがイングランドの北西で発生し、一部はロンドンで発生しています。

インドの変異種は、Bolton, Greater Manchester, Lancashire の Blackburn, Merseyside の Sefton で検出されており、いずれも率が急速に上昇しているそうです。

PA通信社がまとめたデータによると、Boltonは現在、イングランドで最も高い新規感染率を示しており、5月10日までの7日間で657件の新規感染があり、10万人あたり228.5件に相当するそうです。その結果、モバイルテストユニットが配備され、地域の22,000人の居住者には自宅訪問でのPCR検査が提供されたそうです。資格保持者のためにワクチンバスも設置され、100人の看護師、公衆衛生顧問、環境衛生官からなる迅速な対応チームが派遣されたそうです。

BlackburnとDarwenの発生率は3番目に高く、56.8から111.6に上昇し、167件の新規症例があり、この急増は新しい変異種に関係していると考えられているそうです。

DerbyshireのErewashは、感染率が2番目に高く88.4から163.0に上昇し、188の新規症例があるそうです。地元の報告によると、症例の増加は懸念の変異種ではなく、学校でのクラスター発生であるとの事です。

PHE (Public Health England) の報告によると、イングランドで確認されたインドの変異種の可能性のある症例の内400 (31.9%) がロンドンで、続いて北西部で319 (25.4%) でした。

イングランド東部では152例 (12.1%)、イースト・ミッドランドでは129例 (10.3%)、南東部では98例 (7.8%) でしたが、北東地域では19例 (1.5%) で、変異種の症例数が最も少なかったそうです。

インドの変異種は感染率が高いと考えられていますが、ワクチンは依然として有効であると期待されています。

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6月21日には、自宅勤務からオフィスでの勤務が解禁になる予定でしたが、インドの変異種の拡大懸念で、行先は不透明となってしまいました。オフィスにいなくても、仕事ができると分かってしまったので、無理に戻らなくてもいいんじゃないって所ですかね。👻


  

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