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The Telegraph, 24 October 2026
低賃金の業界であるにもかかわらず、3,600店以上のテイクアウト飲食店が外国人労働者をスポンサー(雇用主として招聘)することができる。
フライドチキン販売店が、移民の入国に向けた「ビザの抜け穴」を作り出しているとの指摘がなされている。
政府のデータによると、英国にある3,600店以上のテイクアウト専門店が、熟練労働者向けビザのスポンサーとなる資格を有している。
このビザは、職種、給与、語学力に関する一定の要件を満たすことを条件に、外国人が英国に居住し、働くことを認めるものだ。
しかし、英紙テレグラフの分析によると、ロンドン市内だけでも1,000店以上のテイクアウト専門店がビザのスポンサー資格を有しており、その中にはチキン、ケバブ、あるいはピザのデリバリー店が少なくとも100店含まれている。
保守党はこの調査結果を「衝撃的」だと評し、労働党が熟練労働者向けビザを「安価な労働力を確保するための裏口」と化すことを許容していると非難した。
熟練労働者ビザ(Skilled worker visa)の保持者には、年間4万1700ポンド以上の給与を得ることが義務付けられている。
しかし、英国においてこうしたビザのスポンサーとなることを認められている12万2740の事業者の内、半数近くが、低賃金産業(低賃金委員会による分類に基づく)に属している。
その内10分の1近くは「レストランおよび移動式飲食サービス業」に分類される。これには約5000軒のレストラン、3600軒のテイクアウト店や移動式屋台、そして2600軒強の無許可レストランなどが含まれており、これらの業種における年収中央値は3万ポンドをわずかに下回る水準である。
影の内務大臣であるクリス・フィルプ下院議員は、次のように述べた。「こうした衝撃的な事実は、悪徳な者たちが大量移民を助長し、制度をいかに大規模に悪用しているかを示している。このような事態は終わらせなければならない。」
「労働党は、本来は高度な技能を持つ労働者のための制度を、安価な労働力を確保するための『裏口』に変えてしまった。不適切なビザが次々と承認されることは、英国の労働者の立場を弱め、そのツケを払わされる納税者を愚弄する行為に他ならない。」
「我々は、低技能労働者の大量流入を終わらせなければならない。だからこそ保守党は、移民の受け入れ数に法的拘束力のある上限を設け、ビザ取得の要件を厳格化する方針である。」
シャバナ・マフムード内務大臣が、移民制度の厳格化に向けた取り組みを進める中、労働党の議員らから反発を受けている。
12月から導入される計画では、熟練労働者ビザのスポンサーとなる雇用主の負担額が増加し、「移民スキル課金(immigration skills charge)」が32%引き上げられることになる。また、移民にはAレベル(英国の大学入学資格試験)相当の英語力(話す・理解する能力)が求められる。
ロンドンで熟練労働者ビザのスポンサーとなることを求めた1,000軒のレストラン、テイクアウト店、カフェの多くは、同市内で最も裕福な地域に位置しており、そのうち330軒はウェストミンスター地区に集中している。
英紙『テレグラフ』の調査によると、ロンドンにあるこれら1,000軒の内400軒近くは従業員数が5人未満であり、中には従業員がわずか1人しかいないフライドチキン店、ハンバーガー店、ピザ店も複数存在することが、英企業登記所(カンパニーズ・ハウス)のデータから明らかになった。
来週発表される予算案において、ジョン・ヒーリー財務大臣は、数千もの小規模企業を事業税(ビジネス・レート)の対象から除外し、規制を緩和することで、英国の商店街に「息つく余裕」を与える見通しである。
しかし業界団体は、企業間の公平な競争条件を確保するためには、熟練労働者向けビザ制度における抜け穴を塞ぐ必要があると警告している。
コンビニエンスストア協会(Association of Convenience Stores)の最高責任者であるエド・ウッダル氏は、次のように述べた。「多くの商店街が衰退している一因は、不適切な雇用慣行をはじめ、法を遵守せずに営業する悪質な店舗の存在にあります。」
「政府は、取引基準監視機関(trading standards)や新たに設立される『公正な労働環境のための機関(Fair Work agency)』といった法執行機関への資金提供を強化すべきです。そうすることで、ルールを曲げて不当に競争上の優位性を得ようとする、道義に反した事業者に対処していく必要があります。」
英国改革党(Reform UK)の内務担当広報官ジア・ユスフ氏は、次のように述べた。「従業員が4人しかいないテイクアウト店が、4万1700ポンドの給与を受け取ることになっている『熟練労働者』のスポンサーになれるというのは、どう考えても辻褄が合いません。この業界の給与中央値は2万7500ポンド未満なのですから。」
「『熟練労働者ビザ』は、英国への『裏口』として悪用されており、労働党政権はこれを放置しています。英国改革党は、こうした不正な仕組みを終わらせます。我々は全てのビザ・スポンサーを調査し、不正に関与した者を訴追します。」
内務省に対し、コメントを求めている。
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