Sunday 20 June 2021

7月5日にロックダウン解除の可能性⁈

 イギリスは、6月21日に予定していたロックダウンの解除を、4週間延期し7月19日としましたが、もしかすると、それよりも2週間早く解除できるかもしれないという可能性が出てきました。

London School of Hygiene and Tropical Medicine のワクチン学教授であるBrendan Wren は、イギリスの成人人口の81%以上が最初のワクチン接種を受け、59%が2回目を受けている事は非常に励みになると語りました。

ワクチン・プログラムの成功が、イングランドが完全に解放されるのに7月19日まで待つ必要がない事を意味するかと尋ねられ、「私達はまだ警戒する必要がありますが、警戒と予防接種は二つの言葉です。それで、数字が引き続き有望であれば、7月5日に開放することができるという、大きな希望があると思います。」と述べました。

しかし、専門家達は、新しい呼吸器ウィルスの出現は、イギリスにとって‘かなり悲惨な冬’が到来する事を意味し、更なる封鎖の可能性があると警告しています。

政府に助言する緊急事態科学諮問グループ (SAGE) のメンバーであるCalum Semple 教授は、子供や高齢者が年末に、風土的なウィルスに感染しやすくなるだろうと語りました。それを「第四波の冬」と呼び、ソーシャル・ディスタンスが通常の季節性ウィルス感染、肺炎や細気管支炎などに晒される事を減らしていたが、封鎖が解かれる事で通常の他のウィルスが戻って来るので、かなり悲惨な冬になると思うが、その後、通常の冬に戻ると予想しているそうです。

一方、イングランド公衆衛生サービス (PHE) の Covid-19 担当ディレクターの Suzan Hopkins 博士は、病院に負担がかかるかどうかによって、この冬にまた封鎖する必要があるかもしれないと警告しました。しかし、ワクチン接種、抗ウィルス剤、治療薬、昨年の冬にはなかった検査を通じて、これを管理する方法があると思うと述べました。

イングランドの封鎖制限は全て明日解除される予定でしたが、ジョンソン首相は、最初にインドで確認されたデルタ変異種の感染増加の中、4週間の遅延を発表しました。

残りの制限は7月19日に撤廃される予定ですが、首相は7月5日に2週間早く行動を起こす事ができるかどうかを確認するための検討が行われると述べました。

公式の数字では、イギリスの新規感染者数が3日連続で1万件以上を記録しました。しかし、Wren教授は、感染者数の増加は‘横ばい’になっているようだと説明し、より多くの検査と追跡を行えば、より多くの症例が見つかるだろうが、人口を一般的な断面図で見ると、実際の数(比率的に)は少なくなる可能性があるとの事です。

専門家は、Covid の入院患者と確かな重症例は、感染数と一致していないと述べました。これには、確かに高齢者のワクチン接種が機能しているという明確な証拠があり、症例数は増加する可能性はあるが、入院、死亡、または予想される死亡の数は、以前の波に沿って増加していないそうです。

また、イギリスがパンデミックの第三波を経験しているかという質問には、「特にそうは思わない。徐々に解放されるにつれて増加すると予想したが、これを第三波とは呼ばない。その数はそれほど多くはなく、人口の非常に大きな割合が保護されていると考えると、増加する可能性は低く、人々はより多くを学んでいると思います。検査と追跡が改善されているので、今年の1月と昨年のような、大きなピークになるとは思わない。」

Wren 教授は、イギリスで18歳から20歳の人達がワクチンを接種できるようになった日に、70万件以上のワクチン予約がされた事は‘非常に励みになる’と述べました。

ワクチン接種を受けたイギリスの成人の割合が高い事は、後ではなく早く開く事ができる事を意味しているそうです。


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外でまた、chantingとか、歌ったりして騒いでる一団がいる… 😓

今日は、ウェールズ対イタリア戦があって、0−1でウェールズは負けたけど、ベスト16に入ったとか。この人達はウェルシュ?



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