Thursday, 15 April 2021

科学がジョンソン首相は間違いだと証明

 先日、新型コロナウィルスでの重症化や死亡者数が減ったのはワクチンではなく、ロックダウンによるものだと発言したジョンソン首相ですが、その次の日には、彼の見解は間違っている事を、科学がアッサリと証明してしまいました。

ワクチン (Pfizer) を接種した80〜83歳の新型コロナウィルス感染症で入院する人が、35〜41日以内に75%も下がったそうです。Covid-19 にかかる人も70%下落し、検査の陽性者数も10万人の内、15.3%から4.6%に下がったそうで、イングランドでの高齢者へのワクチン (Pfizer) の接種により、Covid-19 の重荷が軽減されたと結論づけています。

ワクチンは重症化と死亡者数を減らすのに成功している上に、感染者数と入院数の減少にも寄与していて、ワクチンを接種していない40%近くが入院したのに対し、ワクチンの接種者は32%となっているそうです。

確かにロックダウンも効果があったけれど、ワクチンの影響がかなりあったという事だそうです。

先週、Imperial College の調査で、全ての地域で全年代の感染率が下がったという結果が出たのは、ワクチンの集団接種が感染、重症化と死亡者数に関係していると示唆しております。

そんなに良い結果が出ているならば、ロックダウンの解除もすぐできそうですが、それを決めるのは政府とその専門家チームという事で、言及はされていません。

Justin Trudeau

このように、なかなか上手くやっているような英国に、カナダのトルドー首相はコロナの第三波を警告しています。かなりの量のワクチンを確保しているにも関わらず、接種の方が思うように捗っていないようで、マゴマゴしている内に変異種が幅をきかせてきそうな気配だそうです。イギリスは100万人あたりの7日間の平均症例数が24の所、カナダの症例数は225となっているので、他の国をとやかく言うより、自国の方をなんとかして下さいという所でしょうか。🙄



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