EUのEMA (European Medicines Agency) は、アストラゼネカのワクチンが血栓の原因である可能性がある事を示唆しました。一つの可能な説明として、血栓と低血小板の現象は免疫反応で引き起こされるもので、ヘパリンでの治療を受けた患者にたまに見られるそうです。
イギリスでのアストラゼネカのワクチンを接種した後、血栓で死亡した人は19人になりました。しかし、どんな薬にも副反応はつきもので、ワクチンの恩恵の方がはるかに上回っているとの事で、このまま接種を続けるそうです。
3月31日までに、アストラゼネカのワクチンを接種した中で、79件の血栓が報告されていて、その内の44件が脳内にできる硬膜静脈洞血栓症 (CVST) で、35件は他の大静脈にできていたそうです。
その内、51人が女性、28人が男性で、18から79歳だそうで、何故、女性の方が多いのかという理由は、女性の方が多くワクチンを接種しているからだろうとの事です。
19件の死亡の内、13人が女性、6人が男性で、その内の11人が50歳以下、3人が30歳以下だそうです。
19件の内の14件が脳内での血栓で、5件が大静脈にできたそうです。
この報告では、これまで公開されていた報告の比率よりも少し高いそうですが、まだ、MHRA (Medicines and Healthcare products Regulatory Agency) は、ワクチンと血栓の関連性は見つかっていないとしています。
しかしながら、英政府は、30歳未満にはアストラゼネカではないワクチンを接種すると発表しました。この血栓は年齢に関係なく現れていて、若い人は新型コロナウィスルで重症化しにくいという事らしいです。
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