Tuesday, 20 April 2021

英政府、コロナ用の飲み薬を計画

  本日、英政府のテレビ会見にてジョンソン首相は、早くて秋頃に新型コロナウィルス感染症 (Covid-19) のための自宅で服用できる錠剤、またはカプセルの薬の計画を発表しました。

新型コロナウィルスに感染し、自宅で待機中に重症化を防ぐ、もしくは回復を即す目的だそうです。感染を防ぐものではないようです。

抗ウィルス薬は、特にウィルス感染症の治療に使用される薬の一種で、ウィルスを殺すかウィルスの増殖を防ぐことによって作用するそうです。

将来的に、感染の増加に対する重要な防御を提供し、より多くの命を救う可能性があると語っております。

DHSC (The Department for Health and Social Care) は、年内に少なくとも2種類の効果的な治療法を見つける事が目的で、感染者または濃厚接触者は自宅で服用できる事になると申しております。

保健相のマット・ハンコック氏は、イギリスは世界で100万人以上を救ったデキサメタゾンとトシリズマブを特定し、Covid-19 の効果的な治療法を見つける事に先行しているとし、ライフサイエンスの超大国としての英国の地位を高める事に尽力していると語っており、この新しいタスクフォースは Covid-19 を打ち負かし、より良い状態に戻す事に役立つはずだそうです。

政府の専門家主任顧問の Patrick Ballance は、この薬は重要なツールになるだろうと言っていて、ワクチンで保護されていない、またはワクチンを接種する資格がない人達を保護する事に役に立つだろうとの事です。そして、懸念の変異種に直面した場合の更なる防御になるだろうとも語っています。

かなり明るい見通しで語られていますが、このタスクフォースの人員はこれから探し始めるのだそうです。これまでの実績から自信を持っているようですので、何か良いものが見つかることを期待したいと思います。😉



にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ
にほんブログ村

No comments:

Post a Comment