イギリスの新型コロナウィルス感染者数が、ワクチンの接種が行われているにも拘わらず、減少から横ばいになっています。その答えは簡単だと専門家は申しておりまして、重症化や死亡する確率の高い高齢者のワクチンの接種が進み、入院者数や死亡者数が減少しているが、まだワクチンを接種していない若い人達はまだ感染を続けていて、ロックダウンがその感染を抑制しているのだそうです。
最近、学校が再開されたので、感染者数が上昇しているのが見えるそうです。ワクチンの接種で先行しているイスラエルでも同じ現象が起きていて、一時的に感染者数が上昇するものの、ワクチンの接種が進むと下降し始めるそうです。しかし、その後で変異種が感染を上昇させるかもしれないので、引き続き監視を続けるそうです。
木曜日にアストラゼネカのワクチンは安全であるとの発表から、ワクチンの接種をする人が増えて、今日は過去最高の711,156人がワクチンを接種し、ジョンソン首相はこの調子で通知が来たらワクチンを受けて欲しいと、ご満悦のようです。
ところが、デンマークでは医療従事者の二人がアストラゼネカのワクチンの接種後、脳出血を起こし、一人が死亡し、もう一人も重症だそうです。デンマークでは、ワクチンとの因果関係を調査中ですが、アストラゼネカ社はこのデンマークの件に関してはコメントを出していません。
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