Saturday, 19 March 2022

英国人義勇兵の携帯電話が探知され、攻撃の引き金になった可能性

The Telegraph, 19 March 2022

英国人義勇兵が携帯電話を探知され、ウクライナ基地への致命的な攻撃を引き起こした可能性がある


英国人義勇兵が携帯電話を探知され、ウクライナ基地への致命的な攻撃を誘発した可能性があります。テレグラフ紙は、ミサイル攻撃の前に、12~14の「+44」で始まる電話番号が監視装置で確認された事を明らかにした。

空爆により炎上するウクライナの空軍基地 - AFP

 英国人義勇兵が、ウクライナ軍基地への致命的な空爆の引き金となった可能性がある事が、テレグラフ紙によって明らかにされた。

3月13日、ポーランド国境に近いヤヴォリウの施設を30発のロシア製巡航ミサイルが粉砕し、少なくとも35人が死亡、3人の英国人元特殊部隊員を含む可能性があった。

基地の標的は、ウクライナが国際旅団のために外国人民間人を訓練していた「平和維持・安全保障国際センター」だったとみられている。

今回、テレグラフ紙は、ミサイル攻撃の前の数時間に、12~14の「+44」で始まる電話番号がその地域の監視装置で確認できた事を明らかにした。

治安筋によると、クレムリンとつながりのある秘密軍事会社ワグナー・グループから報酬を受けた傭兵が、当時現地で活動していた疑いがあるという。

このため、雇い主が独自のスキャン装置を使って番号を傍受し、それをロシア情報機関に渡した事が懸念されている。ロシア情報機関は、その詳細情報を元英国軍関係者と結びつけて、直ちに攻撃を命じたのである。

携帯電話の番号は、ユーザーが電話をかけたり、テキストを送信できるように、デバイスがネットワークに接続するために近くの電話マストをピングしたときに、スヌーピング技術によって見えるようになる事があります。

ロシアは、英国の軍事基地付近での極秘の監視活動によって集められた、英国のエリート部隊に関連する膨大な電話番号にアクセスできると考えられている。

ウラジーミル・プーチンの侵攻に対する抵抗運動に志願した英国人の多くは、かつてこれらの部隊に所属していた。つまり、彼らの番号がウクライナの電話ネットワークに接続しているのを発見したら、クレムリンに直ちに警鐘を鳴らす事になる。

ある情報筋は言う。「モスクワが英国の存在を察知したら、すぐに攻撃命令を出すだろう 」と。

基地への攻撃は、3週間前の戦争におけるプーチンの最も遠い西への進出の一つであり、英国の新兵が戦場に行った場合、特に電子機器に注意を払わない場合に直面するリスクを露呈するものである。

また、ウクライナ大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーの呼びかけに応えた急成長中の義勇軍は、ロシアのスパイに簡単に侵入されてしまうという懸念もある。

「(ヤヴォリウ基地の)部隊に二重スパイが配置されている可能性があり、攻撃の30分ほど前にノートパソコンと道具を持ってキャンプから走っていくのが目撃されている」とある情報筋は語った。

幸運にも攻撃のわずか数時間前に基地を離れた英国人ボランティアは、外国人新人を準備する作戦の混乱ぶりに警鐘を鳴らしたと、今週初めにテレグラフ紙に語った。

ウェールズのロンダ・バレー出身のカール・ウォルシュとイーストサセックス州イーストボーン出身のオリー・ファンネルは、事前にウクライナ当局から国際旅団に衛生兵として参加できると確約を受けたと主張した。

しかし、彼らは基地に到着すると、軍の経歴がなくても、わずか48時間の訓練でキエフの戦闘に参加させられると告げられたのである。

元戦闘医療技術者のウォルシュさん(50歳)は、こう語る。「訓練に使う武器さえもキャンプにはなかったのです」

英国はロシアとの直接対決を避けるため、ウクライナにいかなる軍隊も派遣していないが、多数の元軍人が戦闘に参加したり、現地部隊の訓練や支援をするために渡航している。

英国陸軍は今月初め、「少数」の現役兵士が戦場に入ろうと休暇を取らずに欠勤したことが分かっていると認めた。

不服従の英軍を捕らえたり殺したりすれば、ロシアが英国が参戦したと主張するのに利用されるかもしれない、という不安が高まったのだ。

ベン・ウォレス国防長官は、ウクライナで戦うために出発した部隊は、帰還後に訴追を受けると警告した。


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Regent's ParkのThe Broad Walkの終わり辺りにある桜が満開でした。少し風が吹くとはらはらと花びらが散って、皆、見とれておりましたが、天気も良いので、この桜の見頃は今週一杯かと思われます。他にも、これから咲く桜も他の花もたくさんあるので、訪れる人達の目を楽しませてくれる事でしょう。🌸



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